article
応援されるのって、すごくうれしいですね
RRC member interview Text: shun sato Cチーム(目標:フルマラソンsub 4時間00分)第6クールMVPに選ばれた松本沙耶香さん 金沢でサブ4達成 金沢マラソンでサブ4(3時間52分58秒)を達成できた時は、ようやくって思いました(笑)。 いつもはレースの2カ月前ぐらいから「よし、走ろうか」というスタイルでやっていたんです。でも、そういう感じでは、いつまでたってもサブ4は達成できなくて、RETOに入りました。 ひとりで走るのが苦手 もともと、私はひとりで走るのが苦手でした(苦笑)。金沢を走る前も月間で100キロぐらいしか走っていなくて、どう考えても足りていない。そのせいか金沢では28キロ付近ですごくキツくて、いつ歩こうかなって考えて走っていました。でも、エイドでカレーを食べたり、和菓子をいただいたりしたら、すごく元気になって後半は少し余裕をもって走れました。 RETOがブラジル遠征をサポート 私は5期目からなんですけど、RETOが私の人生に大きな影響を与えてくれています。先日、フレスコボールで日本代表としてブラジルに行ったのですが、フレスコはマイナ―スポーツですし、誰かに応援されるためにやっているわけではなかったんです。でも、RETOでクラウンドファンディングみたいな形で支えていただいてすごくありがたかったですし、応援してもらえるありがたさをすごく感じました。改めていいチームだなって思いました。 陽平さんはライバル 私のなかでは、陽平(成相)さんの存在も大きいです。同じタイミングでRETOに入ったのですが、入る前、他のラン二ングイベントで会っていて顔見知りでしたし、持ちタイムも似たり寄ったりだったので、すごく意識していました。その頃は、私の方がタイムが上だったんですけど、今はもうかなり前に行かれて、私もがんばらないといけないと思っています。そういう意味では、陽平さんはいいライバルですし、目標でもあります。 次のターゲットはサブ3.5 サブ4という目標をひとつクリアしたことで、燃え尽きてしまうのかなと思ったんですけど、全然それはなかったですね(笑)。RETOのメンバーは、PBを出しまくっているので、私も簡単にできる目標は嫌だなって思って、サブ3.5を自分のターゲットにしました。そのためには練習量ですね。これまで頑張っても月間150キロぐらいが限界でしたが、目標を決めたら達成しないと気が済まないタイプなので、陽平さんにも負けないように練習、頑張りたいと思います。
応援されるのって、すごくうれしいですね
RRC member interview Text: shun sato Cチーム(目標:フルマラソンsub 4時間00分)第6クールMVPに選ばれた松本沙耶香さん 金沢でサブ4達成 金沢マラソンでサブ4(3時間52分58秒)を達成できた時は、ようやくって思いました(笑)。 いつもはレースの2カ月前ぐらいから「よし、走ろうか」というスタイルでやっていたんです。でも、そういう感じでは、いつまでたってもサブ4は達成できなくて、RETOに入りました。 ひとりで走るのが苦手 もともと、私はひとりで走るのが苦手でした(苦笑)。金沢を走る前も月間で100キロぐらいしか走っていなくて、どう考えても足りていない。そのせいか金沢では28キロ付近ですごくキツくて、いつ歩こうかなって考えて走っていました。でも、エイドでカレーを食べたり、和菓子をいただいたりしたら、すごく元気になって後半は少し余裕をもって走れました。 RETOがブラジル遠征をサポート 私は5期目からなんですけど、RETOが私の人生に大きな影響を与えてくれています。先日、フレスコボールで日本代表としてブラジルに行ったのですが、フレスコはマイナ―スポーツですし、誰かに応援されるためにやっているわけではなかったんです。でも、RETOでクラウンドファンディングみたいな形で支えていただいてすごくありがたかったですし、応援してもらえるありがたさをすごく感じました。改めていいチームだなって思いました。 陽平さんはライバル 私のなかでは、陽平(成相)さんの存在も大きいです。同じタイミングでRETOに入ったのですが、入る前、他のラン二ングイベントで会っていて顔見知りでしたし、持ちタイムも似たり寄ったりだったので、すごく意識していました。その頃は、私の方がタイムが上だったんですけど、今はもうかなり前に行かれて、私もがんばらないといけないと思っています。そういう意味では、陽平さんはいいライバルですし、目標でもあります。 次のターゲットはサブ3.5 サブ4という目標をひとつクリアしたことで、燃え尽きてしまうのかなと思ったんですけど、全然それはなかったですね(笑)。RETOのメンバーは、PBを出しまくっているので、私も簡単にできる目標は嫌だなって思って、サブ3.5を自分のターゲットにしました。そのためには練習量ですね。これまで頑張っても月間150キロぐらいが限界でしたが、目標を決めたら達成しないと気が済まないタイプなので、陽平さんにも負けないように練習、頑張りたいと思います。
自分がやりたいことで子どもたちに背中を見せていくのもありかなと思ってRETOに参加しました
RRC member interview Text: shun sato Bチーム(目標:フルマラソンsub 3時間30分)第6クールMVPに選ばれた溝上奈緒美さん 金沢マラソンで自己ベスト 金沢マラソンで、PB(3時間23分57秒)を出せたのは、本当にうれしかったですね。 8月はまだ暑かったので、ジョグをメインにまずは走ることを意識していたんですが、ちょっとのんびりしてしまっていました。9月に入ってコロナにかかって、練習会をお休みしたんです。スピードはRETOでやることを意識していたので、それができなくて焦りが生じて‥‥そこからスイッチが入ってかなり身を入れて練習するようになりました。 RETO加入の際の迷い 私は5月からRETOに入ったのですが、入る前は悩みました。マラソンはひとりで走りますし、練習も一人でするものだと思っていたので、練習をグループでやることの意義をあまり見出せなかったんです。また、2人の子どものうち、下の子がまだ低学年なので、日本の社会的にお母さんが自分の好きなことに没頭していていいのかと思いましたし、育児放棄しているような罪悪感もありました。でも、自分がやりたいことで子どもたちに背中を見せていくのもありかなと思い、参加させていただいたんです。 勢いをつけてくれたレガシーハーフ 金沢の前にレガシーハーフがあったんですけど、私にはこのレースがすごく大きかったです。限られた時間での練習とレースのなか、絶対に結果を出さないといけないと思っていました。スタートして5キロまでは激込みで、35分と時計が表示されているのを見た時はタイムラグがあるのも忘れて「ダメじゃん」って思ったんです。でも、ここで終わらせていいのか、こんなんで諦めちゃうお母さんでいいのか、子どもたちは陸上をしているんですけど、ちゃんと背中を見せないといけないと思い、なんとかPB(1時間40分57秒)を出すことができました。 子どもたちが作ってくれた金メダル 金沢は、自分で決めたキロ4分40秒のペースでいけば数字的には絶対にサブ3.5は切れる。あとは、もう自分の気持ち次第だなって思いました。金沢の当日は子どもたちの大会もあったんですが、そういうなかで行かせてもらったので、恥ずかしい結果は出せないという思いが強かったです。サブ3.5をクリアできて、子どもたちはすごく喜んでくれて、手作りの手紙やメダルを作ってくれました。3時間20分切りには届かなったんですけど、トライできたなというところで自分のなかでは大きなターニングポイントになりました。
自分がやりたいことで子どもたちに背中を見せていくのもありかなと思ってRETOに参加しました
RRC member interview Text: shun sato Bチーム(目標:フルマラソンsub 3時間30分)第6クールMVPに選ばれた溝上奈緒美さん 金沢マラソンで自己ベスト 金沢マラソンで、PB(3時間23分57秒)を出せたのは、本当にうれしかったですね。 8月はまだ暑かったので、ジョグをメインにまずは走ることを意識していたんですが、ちょっとのんびりしてしまっていました。9月に入ってコロナにかかって、練習会をお休みしたんです。スピードはRETOでやることを意識していたので、それができなくて焦りが生じて‥‥そこからスイッチが入ってかなり身を入れて練習するようになりました。 RETO加入の際の迷い 私は5月からRETOに入ったのですが、入る前は悩みました。マラソンはひとりで走りますし、練習も一人でするものだと思っていたので、練習をグループでやることの意義をあまり見出せなかったんです。また、2人の子どものうち、下の子がまだ低学年なので、日本の社会的にお母さんが自分の好きなことに没頭していていいのかと思いましたし、育児放棄しているような罪悪感もありました。でも、自分がやりたいことで子どもたちに背中を見せていくのもありかなと思い、参加させていただいたんです。 勢いをつけてくれたレガシーハーフ 金沢の前にレガシーハーフがあったんですけど、私にはこのレースがすごく大きかったです。限られた時間での練習とレースのなか、絶対に結果を出さないといけないと思っていました。スタートして5キロまでは激込みで、35分と時計が表示されているのを見た時はタイムラグがあるのも忘れて「ダメじゃん」って思ったんです。でも、ここで終わらせていいのか、こんなんで諦めちゃうお母さんでいいのか、子どもたちは陸上をしているんですけど、ちゃんと背中を見せないといけないと思い、なんとかPB(1時間40分57秒)を出すことができました。 子どもたちが作ってくれた金メダル 金沢は、自分で決めたキロ4分40秒のペースでいけば数字的には絶対にサブ3.5は切れる。あとは、もう自分の気持ち次第だなって思いました。金沢の当日は子どもたちの大会もあったんですが、そういうなかで行かせてもらったので、恥ずかしい結果は出せないという思いが強かったです。サブ3.5をクリアできて、子どもたちはすごく喜んでくれて、手作りの手紙やメダルを作ってくれました。3時間20分切りには届かなったんですけど、トライできたなというところで自分のなかでは大きなターニングポイントになりました。
ライバル心を持たれる存在でいたい
RRC member interview Text: shun sato A+チーム(目標:フルマラソンsub 2時間50分)第6クールMVPに選ばれた島田和幸さん シカゴマラソンでPB達成 シカゴマラソンは、当日の気温が7℃から10℃ぐらいでした。コースはフラットでしたし、ニューヨークと同じように応援が絶え間なくてすごく独特で楽しかったです。ゴールした時は、2時間56分ぐらいで「あーベスト切れなかったなぁ」とがっかりしていたのですが、正式タイムを見たらPB(2時間55分13秒)で、びっくりました。 サブ3挑戦の際、決意したこと RETOでは、みなさんに「毎回、結果を出していますね」と言われますが、みなさんほど走っていなくて、月間300キロぐらいです。正直、なぜタイムを維持出来ているのか、自分でもよく分からないです(苦笑)。ただ、最後まで諦めないことを大事にしています。2016年、初めてサブ3を出した時、しんどいけど諦めずに走ったら達成できたのですが、その経験が軸になっています。基本的にメンタルが弱くて、けがや足の痛みを理由にDNFとか無様な走りが続くことが多かったのですが、サブ3をもう一度と思うようになって言い訳して諦めるのはもうやめようと決めました。 サブ3達成の理由 今、僕がサブ3を継続できている理由は、2点あります。一つ目は自分のフォームをチェックして、意識するようにしたことで走り方が変わってきたことです。ヘタってくるとフォームが崩れて(従来の悪いフォームになって)痛みが出たりしてダダ下がりになるのですが、そういう苦しいなかでも正しいフォームを少しでも意識すると、スイッチが切り替わったように脚が動くようになります。 違う景色が見えてくる 二つ目は、最初に突っ込まないことです。これらによって後半、周囲の景色がよく見えるようになりました。よく、「景色が良かった」と言われて、「苦しいのに景色なんて見る余裕ないだろ」と思っていたのですけど、このまま行けそうだなって思うと、ちゃんと前が見えて、景色も見えてくるのです。それが、シカゴマラソンでした。 鉄人と呼ばれること RETOは、初期のメンバーと一緒に練習しているグループの人以外は、なかなか分からなくなっているんですけど、お互いに「がんばろうぜ」と言える環境がとてもいいですね。でも、若い人らに「鉄人」って呼ばれるのは、よく分からないです(苦笑)。こんな僕に対してライバル心をみたいなものをもって、すごく頑張っているんですよ。こないだもアマネ(有本周翔)君がつくばで2時間52分を出した時かな、次の日に「シマカズ抜いてやったからな」みたいな感じで言っていたのですけど、僕からすればあれだけスピードがあるんだから、そのくらいのタイムが出て当たり前(笑)。でも、年齢関係なく、そういう対象に見られるのは良いなって思いますし、いつまでもライバル心を持ってくれるような存在でいたいですね。
ライバル心を持たれる存在でいたい
RRC member interview Text: shun sato A+チーム(目標:フルマラソンsub 2時間50分)第6クールMVPに選ばれた島田和幸さん シカゴマラソンでPB達成 シカゴマラソンは、当日の気温が7℃から10℃ぐらいでした。コースはフラットでしたし、ニューヨークと同じように応援が絶え間なくてすごく独特で楽しかったです。ゴールした時は、2時間56分ぐらいで「あーベスト切れなかったなぁ」とがっかりしていたのですが、正式タイムを見たらPB(2時間55分13秒)で、びっくりました。 サブ3挑戦の際、決意したこと RETOでは、みなさんに「毎回、結果を出していますね」と言われますが、みなさんほど走っていなくて、月間300キロぐらいです。正直、なぜタイムを維持出来ているのか、自分でもよく分からないです(苦笑)。ただ、最後まで諦めないことを大事にしています。2016年、初めてサブ3を出した時、しんどいけど諦めずに走ったら達成できたのですが、その経験が軸になっています。基本的にメンタルが弱くて、けがや足の痛みを理由にDNFとか無様な走りが続くことが多かったのですが、サブ3をもう一度と思うようになって言い訳して諦めるのはもうやめようと決めました。 サブ3達成の理由 今、僕がサブ3を継続できている理由は、2点あります。一つ目は自分のフォームをチェックして、意識するようにしたことで走り方が変わってきたことです。ヘタってくるとフォームが崩れて(従来の悪いフォームになって)痛みが出たりしてダダ下がりになるのですが、そういう苦しいなかでも正しいフォームを少しでも意識すると、スイッチが切り替わったように脚が動くようになります。 違う景色が見えてくる 二つ目は、最初に突っ込まないことです。これらによって後半、周囲の景色がよく見えるようになりました。よく、「景色が良かった」と言われて、「苦しいのに景色なんて見る余裕ないだろ」と思っていたのですけど、このまま行けそうだなって思うと、ちゃんと前が見えて、景色も見えてくるのです。それが、シカゴマラソンでした。 鉄人と呼ばれること RETOは、初期のメンバーと一緒に練習しているグループの人以外は、なかなか分からなくなっているんですけど、お互いに「がんばろうぜ」と言える環境がとてもいいですね。でも、若い人らに「鉄人」って呼ばれるのは、よく分からないです(苦笑)。こんな僕に対してライバル心をみたいなものをもって、すごく頑張っているんですよ。こないだもアマネ(有本周翔)君がつくばで2時間52分を出した時かな、次の日に「シマカズ抜いてやったからな」みたいな感じで言っていたのですけど、僕からすればあれだけスピードがあるんだから、そのくらいのタイムが出て当たり前(笑)。でも、年齢関係なく、そういう対象に見られるのは良いなって思いますし、いつまでもライバル心を持ってくれるような存在でいたいですね。
みんなに刺激を与えることが目標です
RRC member interview Text: shun sato A2チーム(目標:フルマラソンsub 3時間10分)第6クールMVPに選ばれた有馬寛之さん 難コースの横浜マラソン 横浜マラソンは、難しいコースでタイムが出ないと聞いていたので最初から攻めようと決めていました。最後は少し余力を残してPB(3時間5分34秒・現在は3時間0分45秒:つくばマラソン)を出せて良かったです。僕は、いつも全力を出すのではなく、余力のある部分を次のレースに活かそうと思って走っています。それが、そのあとのレースの結果にもうまく繋がっています。 順調にタイムを伸ばす 横浜まで、マラソンについてはわりと順調でした。3月、東京マラソンで3時間17分を出せて、さくらマラソンで3時間12分まで行けました。8月の道マラは足を疲労骨折して、どこまで走れるか分からなかったんですが、あの暑さのなか、3時間半を切れたのはすごく自信になりました。 RETOでの成長 自分は、RETOに入る前まではジョグしかしていなかったんです。でも、チームのみなさんとスピード練習をしたり、距離を踏んだり、それが走力向上につながりました。スピード練習は主にRETOの練習で、他にタムケン連や自主練会を利用するぐらいです。僕はスピードがないのでRETOでもついていくので精一杯なんですけど、それでもついていこうと走ることで、普通に走る際のスピードがだいぶ上がりました。4分15秒ペースなんて、RETO入る前は、想像もしていなかったですけど、今はいけるようになりましたし、それはスピード練習に取り組んだ成果だと思います。 豊富な情報量も大きなメリット 練習だけではなくRETOは情報量も多くて、シューズや補給ジェルとかもすごく参考になりました。モルテンとか使用したことがなかったんですけど、勧められて使ったらすごく良くて、ハマりました。怪我も疲労骨折した時、なな(野崎七菜子)さんから体外衝撃波のことを聞いて試すと痛みがかなりなくなったことが横浜マラソンのPBに繋がったと思います。 「成長期おじさん』と呼ばれて 最近は、結果を出すのが楽しくなりました。レースでPBを出すとRETOで神野さんがみなさんの前で報告してくれるじゃないですか。あれが、僕のモチベーションになっています。チームでは自分が何か刺激を与えられる存在でいたいですし、そういう刺激を与えることが目標になっています。「成長期おじさん」と呼ばれていますが、これからもお互いにいい影響を与え、得られるようになればいいと思いますし、ここまできたので、次はしっかりサブ3を達成したいと思います。
みんなに刺激を与えることが目標です
RRC member interview Text: shun sato A2チーム(目標:フルマラソンsub 3時間10分)第6クールMVPに選ばれた有馬寛之さん 難コースの横浜マラソン 横浜マラソンは、難しいコースでタイムが出ないと聞いていたので最初から攻めようと決めていました。最後は少し余力を残してPB(3時間5分34秒・現在は3時間0分45秒:つくばマラソン)を出せて良かったです。僕は、いつも全力を出すのではなく、余力のある部分を次のレースに活かそうと思って走っています。それが、そのあとのレースの結果にもうまく繋がっています。 順調にタイムを伸ばす 横浜まで、マラソンについてはわりと順調でした。3月、東京マラソンで3時間17分を出せて、さくらマラソンで3時間12分まで行けました。8月の道マラは足を疲労骨折して、どこまで走れるか分からなかったんですが、あの暑さのなか、3時間半を切れたのはすごく自信になりました。 RETOでの成長 自分は、RETOに入る前まではジョグしかしていなかったんです。でも、チームのみなさんとスピード練習をしたり、距離を踏んだり、それが走力向上につながりました。スピード練習は主にRETOの練習で、他にタムケン連や自主練会を利用するぐらいです。僕はスピードがないのでRETOでもついていくので精一杯なんですけど、それでもついていこうと走ることで、普通に走る際のスピードがだいぶ上がりました。4分15秒ペースなんて、RETO入る前は、想像もしていなかったですけど、今はいけるようになりましたし、それはスピード練習に取り組んだ成果だと思います。 豊富な情報量も大きなメリット 練習だけではなくRETOは情報量も多くて、シューズや補給ジェルとかもすごく参考になりました。モルテンとか使用したことがなかったんですけど、勧められて使ったらすごく良くて、ハマりました。怪我も疲労骨折した時、なな(野崎七菜子)さんから体外衝撃波のことを聞いて試すと痛みがかなりなくなったことが横浜マラソンのPBに繋がったと思います。 「成長期おじさん』と呼ばれて 最近は、結果を出すのが楽しくなりました。レースでPBを出すとRETOで神野さんがみなさんの前で報告してくれるじゃないですか。あれが、僕のモチベーションになっています。チームでは自分が何か刺激を与えられる存在でいたいですし、そういう刺激を与えることが目標になっています。「成長期おじさん」と呼ばれていますが、これからもお互いにいい影響を与え、得られるようになればいいと思いますし、ここまできたので、次はしっかりサブ3を達成したいと思います。
RETOメニューが成長の源です
RRC member interview Text: shun sato A1チーム(目標:フルマラソンsub 3時間00分)第6クールMVPに選ばれた市川貴洋さん 最後まで諦めなかった北海道マラソン 自己ベストを更新したわけでもない中、シーズンMVPをいただいて、なんか恐縮です(苦笑)。 北海道マラソンは、後半、ペースが落ちてかなり苦しい展開になったんですけど、個人的には大きな経験になりました。道マラの位置づけは、秋冬に向けた距離走として、つっちー(土本優作さん)とペースを守って走ることをテーマにしていました。暑くて苦しい中でも、みなさんの励ましやつっちーのサポートもあって最後まで諦めずに走れたことが今、マラソンでキツイ時や辛い時も耐えられる力に繋がっています。 月間300キロがノルマ 夏に入って練習で自分なりに意識したのは、月間300キロ以上走るということでした。それは、チームのメンバーやいろんな人からサブ3を達成するには、そのくらいの距離が必要だというのを聞いて、自分でも納得したからです。それを7月からスタートして、月に数回は25キロやハーフの距離走を行うことを自分に課していました。 単独でのスピード練の効果 また、朝には直線で1キロぐらい取れる目黒川沿いでスピード練習をしていました。そのおかげで、RETOの練習会でのクルーズインターバルで3分50秒の設定が最初はきついなって思っていたんですけど、今はわりとラクに走れているので、練習の成果から心肺機能と走力が上がってきたんだなと手応えがあります。手賀沼ハーフでは自分の力をコントロールして走れるようになり、PB(1時間26分39秒)を出せましたし、それが自信にも繋がっています。 愚直にRETOメニューをこなす あと、特に強く意識したのは聖也さんが作成した練習メニューを全部、その通りにこなすということでした。仕事や子育ても忙しく、時間的にいろんな練習会に行く余裕があまりありません。聖也さんはサブ3を達成するためのメニューを考えてくださっているので、その練習に集中して取り組みました。僕はジョグ以外、聖也さんのメニューしかしてこなかったですが、走力が確実に上がっていきました。これからもRETOのメニューを愚直にこなして目標のサブ3を達成したいと思っています。
RETOメニューが成長の源です
RRC member interview Text: shun sato A1チーム(目標:フルマラソンsub 3時間00分)第6クールMVPに選ばれた市川貴洋さん 最後まで諦めなかった北海道マラソン 自己ベストを更新したわけでもない中、シーズンMVPをいただいて、なんか恐縮です(苦笑)。 北海道マラソンは、後半、ペースが落ちてかなり苦しい展開になったんですけど、個人的には大きな経験になりました。道マラの位置づけは、秋冬に向けた距離走として、つっちー(土本優作さん)とペースを守って走ることをテーマにしていました。暑くて苦しい中でも、みなさんの励ましやつっちーのサポートもあって最後まで諦めずに走れたことが今、マラソンでキツイ時や辛い時も耐えられる力に繋がっています。 月間300キロがノルマ 夏に入って練習で自分なりに意識したのは、月間300キロ以上走るということでした。それは、チームのメンバーやいろんな人からサブ3を達成するには、そのくらいの距離が必要だというのを聞いて、自分でも納得したからです。それを7月からスタートして、月に数回は25キロやハーフの距離走を行うことを自分に課していました。 単独でのスピード練の効果 また、朝には直線で1キロぐらい取れる目黒川沿いでスピード練習をしていました。そのおかげで、RETOの練習会でのクルーズインターバルで3分50秒の設定が最初はきついなって思っていたんですけど、今はわりとラクに走れているので、練習の成果から心肺機能と走力が上がってきたんだなと手応えがあります。手賀沼ハーフでは自分の力をコントロールして走れるようになり、PB(1時間26分39秒)を出せましたし、それが自信にも繋がっています。 愚直にRETOメニューをこなす あと、特に強く意識したのは聖也さんが作成した練習メニューを全部、その通りにこなすということでした。仕事や子育ても忙しく、時間的にいろんな練習会に行く余裕があまりありません。聖也さんはサブ3を達成するためのメニューを考えてくださっているので、その練習に集中して取り組みました。僕はジョグ以外、聖也さんのメニューしかしてこなかったですが、走力が確実に上がっていきました。これからもRETOのメニューを愚直にこなして目標のサブ3を達成したいと思っています。
真夏の北海道マラソン「過酷なコンディションの中で自己ベストを更新できた理由」
Text: shun sato RETO RUNNING CLUB 第6クール(2023年8月~2023年10月)。チームとして大きなトピックの一つが、クラブの同一大会への参加人数としては過去最多となる約30名が出場した北海道マラソンだ。 真夏の厳しい気象コンディションの間も公式練習会は開催された 今年のレースは、スタート時の気温が29度、湿度78%。レース中には気温が30度を超えるなど、非常に厳しい気象コンディションの中での開催となった。男子の優勝タイムは第一回大会以来2時間20分を上回り、女子も1989年以降で最も遅い優勝タイム。完走率も81.1%とフルマラソンとしては非常に低い数値だった。そんな北海道マラソン2023において、RETO RUNNING CLUB メンバーの中には自己ベストを更新したメンバーがいた。 厳しいコンディションの中、自己ベストを更新できた理由とは。そしてチームとして参加した北海道マラソンの感想についてインタビューで聞いた。 レース当日の朝、北海道マラソンスタート地点 「PBは速めのジョグの成果」是枝一摩さん 結果:3時間15分48秒 / レース前PB:3時間23分16秒(大阪マラソン2023) フィニッシュラインで充実の表情 道マラは、秋冬のマラソンでサブ3を出すために、ペースは4分15秒で、30キロまでいく。その後は、タレても良いという感じで、現状どのくらいいけるのかというのを試すためのレースという位置付けでした。 スタート前は、絵(片山)さんが隣にいてくれたので練習会と変わらない雰囲気で、気持ち的にはかなり安心というか、平常心でいられました。最初の5キロぐらいは人が多くて、無理やり追い抜いていったのでムダに足を使ってしまい、落ち着かない感じだったんですけど、10キロぐらいでペースに乗れました。暑かったので、給水は一度に4カップぐらい取って、飲んだり、頭からかけたりしていました。それでも20キロまでは苦しむこともなく、絵さんともほぼ同じぐらいで気持ちよく走れていました。 片山さんとは普段の練習会から刺激しあっている でも、20キロ過ぎから徐々にキツくなってきて‥‥。自分的には必死に走っているのに、時計を見るとペースが上がっていないんです。30キロ過ぎにはかなりのダメージが来て、もう4分15秒では押せない。このままいけば自己ベストは出せるかもしれないけど着地点が見えなかったので、メンタル的にもかなりキツかったです。 ただ、そこからあまりペースを落とさずに走れたのは、今まで培ってきた練習の成果かなと思います。僕は、たぶん普段のジョグのペースがみんなよりも速めだと思うんです。4分40秒ぐらいで走っているんですけど、そのくらいだと永遠に走れる感じです。そのジョグのおかげで後半、キツイところでも普段走っているレベルは維持できていました。 今回は、PBを更新できましたけど、4分15秒で30キロまでいけたら自信にもなったと思うんです。でも、そこまで行けなかったので、次につながるような自信にはならなかったですね。みんなと比較すると、そこまでバテていないので、夏場のレースでも走れたのはひとつ評価できるのかなと思いますけど、今回の結果だけを見ると秋冬のレースでどこまでちゃんといけるのかなという不安があります。高い目標を見過ぎたというか、もう少しすべきことを突き詰めて自信となるものを得たかったです。 でも、今回の道マラは本当に最高でした。去年はひとりで現地に入って、どこでご飯を食べていいのか分からないので適当にご飯を食べて、翌日に備えて早く寝ました。翌日、朝食を摂ってアップを一人でやり、走って帰ってくるだけだったので、正直、あまり楽しくなかったんです。でも、今回は前日の夜からみんなでご飯を食べて、朝はみんなでアップして、スタートラインにいけば絵さんがいて、ゴールしたら聖也さんがいてくれた。練習会プラスマラソンの祭り感が重なって、ほんと、楽しかったです。 「前半は楽しく、後半は地獄。でも、楽しめました」山本明日香さん 結果:3時間28分43秒 / レース前PB:3時間37分27秒(京都マラソン2023)...
真夏の北海道マラソン「過酷なコンディションの中で自己ベストを更新できた理由」
Text: shun sato RETO RUNNING CLUB 第6クール(2023年8月~2023年10月)。チームとして大きなトピックの一つが、クラブの同一大会への参加人数としては過去最多となる約30名が出場した北海道マラソンだ。 真夏の厳しい気象コンディションの間も公式練習会は開催された 今年のレースは、スタート時の気温が29度、湿度78%。レース中には気温が30度を超えるなど、非常に厳しい気象コンディションの中での開催となった。男子の優勝タイムは第一回大会以来2時間20分を上回り、女子も1989年以降で最も遅い優勝タイム。完走率も81.1%とフルマラソンとしては非常に低い数値だった。そんな北海道マラソン2023において、RETO RUNNING CLUB メンバーの中には自己ベストを更新したメンバーがいた。 厳しいコンディションの中、自己ベストを更新できた理由とは。そしてチームとして参加した北海道マラソンの感想についてインタビューで聞いた。 レース当日の朝、北海道マラソンスタート地点 「PBは速めのジョグの成果」是枝一摩さん 結果:3時間15分48秒 / レース前PB:3時間23分16秒(大阪マラソン2023) フィニッシュラインで充実の表情 道マラは、秋冬のマラソンでサブ3を出すために、ペースは4分15秒で、30キロまでいく。その後は、タレても良いという感じで、現状どのくらいいけるのかというのを試すためのレースという位置付けでした。 スタート前は、絵(片山)さんが隣にいてくれたので練習会と変わらない雰囲気で、気持ち的にはかなり安心というか、平常心でいられました。最初の5キロぐらいは人が多くて、無理やり追い抜いていったのでムダに足を使ってしまい、落ち着かない感じだったんですけど、10キロぐらいでペースに乗れました。暑かったので、給水は一度に4カップぐらい取って、飲んだり、頭からかけたりしていました。それでも20キロまでは苦しむこともなく、絵さんともほぼ同じぐらいで気持ちよく走れていました。 片山さんとは普段の練習会から刺激しあっている でも、20キロ過ぎから徐々にキツくなってきて‥‥。自分的には必死に走っているのに、時計を見るとペースが上がっていないんです。30キロ過ぎにはかなりのダメージが来て、もう4分15秒では押せない。このままいけば自己ベストは出せるかもしれないけど着地点が見えなかったので、メンタル的にもかなりキツかったです。 ただ、そこからあまりペースを落とさずに走れたのは、今まで培ってきた練習の成果かなと思います。僕は、たぶん普段のジョグのペースがみんなよりも速めだと思うんです。4分40秒ぐらいで走っているんですけど、そのくらいだと永遠に走れる感じです。そのジョグのおかげで後半、キツイところでも普段走っているレベルは維持できていました。 今回は、PBを更新できましたけど、4分15秒で30キロまでいけたら自信にもなったと思うんです。でも、そこまで行けなかったので、次につながるような自信にはならなかったですね。みんなと比較すると、そこまでバテていないので、夏場のレースでも走れたのはひとつ評価できるのかなと思いますけど、今回の結果だけを見ると秋冬のレースでどこまでちゃんといけるのかなという不安があります。高い目標を見過ぎたというか、もう少しすべきことを突き詰めて自信となるものを得たかったです。 でも、今回の道マラは本当に最高でした。去年はひとりで現地に入って、どこでご飯を食べていいのか分からないので適当にご飯を食べて、翌日に備えて早く寝ました。翌日、朝食を摂ってアップを一人でやり、走って帰ってくるだけだったので、正直、あまり楽しくなかったんです。でも、今回は前日の夜からみんなでご飯を食べて、朝はみんなでアップして、スタートラインにいけば絵さんがいて、ゴールしたら聖也さんがいてくれた。練習会プラスマラソンの祭り感が重なって、ほんと、楽しかったです。 「前半は楽しく、後半は地獄。でも、楽しめました」山本明日香さん 結果:3時間28分43秒 / レース前PB:3時間37分27秒(京都マラソン2023)...