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シューズオタクがチームに還元できること
RRC member interview text:Shun Sato A+チーム(目標:サブ2時間50分)年間MVP 有本周翔さん 持久力改善の取り組み 2023-2024シーズンの取り組みとして考えていたのは、課題になっている持久力の改善です。2023年4月に出た公認記録会では1500mを4分48秒で走れていたのに自己ベスト3時間19分台はVDOT表的にどう考えても持久力に課題がありました。この課題を解消するため夏場でも150分のジョグを何回かやったり、サボらないように北海道マラソンを走ったり夏場の積み重ねを行いました。 ナガソエ練で自信 暑いのが苦手なのでマラソンシーズンインは11月からにして、シーズンインまでの期間はとにかくLT系の練習とレースペース付近での距離走を重視しました。ただLT系の練習は一人でもなんとか出来ますけど距離走は1人でやるのが苦手で苦労していました。 すべてがハマったつくば 苦手な距離走をなんとか質高くこなしたいなと思い10月頃からナガソエ練に参加し始めました。ナガソエ練での集団走の力を借りたことで4分20秒/kmで30km、翌週に4分5秒/kmで21km、その翌週に4分10秒/kmで30kmと3週連続質の高い練習が出来ました。ここである程度自信が持てたのもあり、11月の坂東将門ハーフでは81分ちょうど、つくばマラソンでは2時間52分台(PB)で走ることが出来ました。両日気温1桁かつ小雨が降っている環境で個人的にコンディションがすごく良かったのが大きかったです。 苦労したシーズン後半 ただその後のシーズンは割と苦労しました。当初シーズン終わりの大会で2時間55分を切って別大カテゴリー2で走れるようになれればいいなと思っていたのが2023年内で達成し、当初2時間55分で狙う大会の目標は2時間50分と目標を上方修正しました。4分/kmでフルマラソンを走り切る練習を積み重ね切れなかったので、残りのレース(別大,大阪)は一か八かになるけど4分/kmを切るペースで入って粘れるだけ粘るみたいな走り方になり、別大は30km過ぎから垂れて2時間55分台、大阪はBブロックスタートだったこともあり序盤無茶な走り方したせいで途中股関節周りに痛みが出て途中棄権になりました。この2レースの反省を活かし、今年はシーズン後半苦労しないように準備したいなって思いました。 シューズアドバイザ―として 思い返せば2023-2024年のフルマラソンって全て違うシューズで走りました。(北海道:Asics Metaspeed Edge+、つくば:NIKE Vaporfly Next%3、別大:Anta C202 5GT PRO、大阪:Xtep 160X 5.0 PRO)最近、機能性のあるウェアとかありますけど走るパフォーマンスが道具で変わるのってやっぱシューズじゃないですか。そう考えた時、自分にとってどんなシューズが合うんだろうって、シューズについて調べていったら自然とシューズについて詳しくなったんです。最近ではシューズオタクの知識を多少貢献する意味合いでチームメンバーに「このシューズとか合うんじゃね?」みたいなアドバイスしたりしています。アドバイスするときはシューズのスペックとその人のターゲットタイムや走り方など色々加味して良さそうなシューズを2~3足提案しています。アドバイスしたシューズを履いてPB更新したチームメンバーから感謝されるのは個人的にメッチャ嬉しいですね。PB更新したのはその人の努力の積み重ねの成果ですし、アドバイスしたシューズを最終的に選択して履いたのはメンバーなので自分がしたことなんてごく僅かなんですけど。 牧野さんを超える 2024-2025年シーズンの目標は色々ありますけど、とりあえずはいろんな練習会等にペーサーとして顔出していていろんなコミュニティの方々と交流あるのにも関わらず名指しで「アイツだけには負けたくねぇ」と私の名前を挙げる某牧野さんの自己ベストは超えたいですね。 ...
シューズオタクがチームに還元できること
RRC member interview text:Shun Sato A+チーム(目標:サブ2時間50分)年間MVP 有本周翔さん 持久力改善の取り組み 2023-2024シーズンの取り組みとして考えていたのは、課題になっている持久力の改善です。2023年4月に出た公認記録会では1500mを4分48秒で走れていたのに自己ベスト3時間19分台はVDOT表的にどう考えても持久力に課題がありました。この課題を解消するため夏場でも150分のジョグを何回かやったり、サボらないように北海道マラソンを走ったり夏場の積み重ねを行いました。 ナガソエ練で自信 暑いのが苦手なのでマラソンシーズンインは11月からにして、シーズンインまでの期間はとにかくLT系の練習とレースペース付近での距離走を重視しました。ただLT系の練習は一人でもなんとか出来ますけど距離走は1人でやるのが苦手で苦労していました。 すべてがハマったつくば 苦手な距離走をなんとか質高くこなしたいなと思い10月頃からナガソエ練に参加し始めました。ナガソエ練での集団走の力を借りたことで4分20秒/kmで30km、翌週に4分5秒/kmで21km、その翌週に4分10秒/kmで30kmと3週連続質の高い練習が出来ました。ここである程度自信が持てたのもあり、11月の坂東将門ハーフでは81分ちょうど、つくばマラソンでは2時間52分台(PB)で走ることが出来ました。両日気温1桁かつ小雨が降っている環境で個人的にコンディションがすごく良かったのが大きかったです。 苦労したシーズン後半 ただその後のシーズンは割と苦労しました。当初シーズン終わりの大会で2時間55分を切って別大カテゴリー2で走れるようになれればいいなと思っていたのが2023年内で達成し、当初2時間55分で狙う大会の目標は2時間50分と目標を上方修正しました。4分/kmでフルマラソンを走り切る練習を積み重ね切れなかったので、残りのレース(別大,大阪)は一か八かになるけど4分/kmを切るペースで入って粘れるだけ粘るみたいな走り方になり、別大は30km過ぎから垂れて2時間55分台、大阪はBブロックスタートだったこともあり序盤無茶な走り方したせいで途中股関節周りに痛みが出て途中棄権になりました。この2レースの反省を活かし、今年はシーズン後半苦労しないように準備したいなって思いました。 シューズアドバイザ―として 思い返せば2023-2024年のフルマラソンって全て違うシューズで走りました。(北海道:Asics Metaspeed Edge+、つくば:NIKE Vaporfly Next%3、別大:Anta C202 5GT PRO、大阪:Xtep 160X 5.0 PRO)最近、機能性のあるウェアとかありますけど走るパフォーマンスが道具で変わるのってやっぱシューズじゃないですか。そう考えた時、自分にとってどんなシューズが合うんだろうって、シューズについて調べていったら自然とシューズについて詳しくなったんです。最近ではシューズオタクの知識を多少貢献する意味合いでチームメンバーに「このシューズとか合うんじゃね?」みたいなアドバイスしたりしています。アドバイスするときはシューズのスペックとその人のターゲットタイムや走り方など色々加味して良さそうなシューズを2~3足提案しています。アドバイスしたシューズを履いてPB更新したチームメンバーから感謝されるのは個人的にメッチャ嬉しいですね。PB更新したのはその人の努力の積み重ねの成果ですし、アドバイスしたシューズを最終的に選択して履いたのはメンバーなので自分がしたことなんてごく僅かなんですけど。 牧野さんを超える 2024-2025年シーズンの目標は色々ありますけど、とりあえずはいろんな練習会等にペーサーとして顔出していていろんなコミュニティの方々と交流あるのにも関わらず名指しで「アイツだけには負けたくねぇ」と私の名前を挙げる某牧野さんの自己ベストは超えたいですね。 ...
RETO RUNNING CLUBでは第10クールのメンバーを募集します
RETOが主宰するRETO RUNNING CLUBでは、第10クール(2024年8月〜10月)のメンバーを募集します。 クラブの合言葉は「Challenge is success」(挑戦は成功だ)。クラブ活動を通じて「目標達成をサポートすること」と「メンバーの人生を豊かにできるコミュニティであること」を理念に掲げて運営しています。 月2回の公式練習会、合宿、専門家によるオンライン講習に加え、メンバーによる自主練習会も定期的に開催されています。マラソンで目標を達成し、さらに充実したライフスタイルをおくりたい方のご応募をお待ちしています。 【申込フォーム】https://forms.gle/NTqfdv6k16rZhQ6f8 【概要】募集クラス:A+:sub2:50/A1:sub3:00/A2:sub3:10/B:sub3:20/B+:sub3:30/C+:sub3:45/C:sub4:00参加費用:¥27,000(税込)※第10クール期間(2024年8月~2024年10月)分応募期間:2024年7月27日(土)迄 選考結果:応募締切後、コーチによるセレクションを行い、事務局より選考結果を連絡します。(2024年8月1日頃に連絡予定) 【第10クールご案内】★公式練習会8月5日(月)8月19日(月)9月12日(木)9月30日(月)10月7日(月)10月21日(月)※練習場所は基本的には皇居(二重橋周辺)です。※9/12は木曜日に行います。※9/30、10/7は2週連続で行います。 ★オンライン講座8月13日(火)9月17日(火)10月8日(火)※19:30からzoomを用いて行います。 ★個別練習会8月3日(土)8月22日(木)9月19日(木)9月28日(土)10月10日(木)10月19日(土)※参加される場合は別途費用(2,000円)がかかります ★合宿 in 菅平9月6日(金)〜9月8日(日) ◎お問い合わせRRC運営事務局 / info@reto-sports.jp
RETO RUNNING CLUBでは第10クールのメンバーを募集します
RETOが主宰するRETO RUNNING CLUBでは、第10クール(2024年8月〜10月)のメンバーを募集します。 クラブの合言葉は「Challenge is success」(挑戦は成功だ)。クラブ活動を通じて「目標達成をサポートすること」と「メンバーの人生を豊かにできるコミュニティであること」を理念に掲げて運営しています。 月2回の公式練習会、合宿、専門家によるオンライン講習に加え、メンバーによる自主練習会も定期的に開催されています。マラソンで目標を達成し、さらに充実したライフスタイルをおくりたい方のご応募をお待ちしています。 【申込フォーム】https://forms.gle/NTqfdv6k16rZhQ6f8 【概要】募集クラス:A+:sub2:50/A1:sub3:00/A2:sub3:10/B:sub3:20/B+:sub3:30/C+:sub3:45/C:sub4:00参加費用:¥27,000(税込)※第10クール期間(2024年8月~2024年10月)分応募期間:2024年7月27日(土)迄 選考結果:応募締切後、コーチによるセレクションを行い、事務局より選考結果を連絡します。(2024年8月1日頃に連絡予定) 【第10クールご案内】★公式練習会8月5日(月)8月19日(月)9月12日(木)9月30日(月)10月7日(月)10月21日(月)※練習場所は基本的には皇居(二重橋周辺)です。※9/12は木曜日に行います。※9/30、10/7は2週連続で行います。 ★オンライン講座8月13日(火)9月17日(火)10月8日(火)※19:30からzoomを用いて行います。 ★個別練習会8月3日(土)8月22日(木)9月19日(木)9月28日(土)10月10日(木)10月19日(土)※参加される場合は別途費用(2,000円)がかかります ★合宿 in 菅平9月6日(金)〜9月8日(日) ◎お問い合わせRRC運営事務局 / info@reto-sports.jp
ロードとトライアスロンの両立が強み
RRC member interview text:Shun Sato A1チーム(目標:サブ3時間00分)年間MVP 金子文也さん 3レース連続の自己ベスト更新 2023‐2024シーズンは、サブ3を達成できて、自分の成長が感じられたので、すごく有意義な1年でした。 サブ3は、昨年12月のみえ松坂マラソン2023で達成(2時間59分38秒)することができました。元々は2月の別府大分マラソンで狙っていたんです。でも、ひとつ前で達成できたので、別大はサブ3の再現をテーマにしました。結果2時間57分27秒の自己ベストで走ることができ、サブスリーはマグレではないことを実感できました。 3月のふくい桜マラソンは、走りやすいと聞いていましたし、自分が仕上がった状態で挑戦できるレースとして本命視していました。サブ3は別大で再現性を担保できたので、福井では最初から突っ込んでみようと決め、この1年間の成果を試すチャレンジレースに設定していました。結果的に、最初から飛ばし過ぎて後半は意識が飛びそうになり、ゴール後は両足が攣ってしまいましたが、自己ベスト(2時間54分26秒)を更新してシーズンを終われました。サブエガへの壁が見えた一方、このシーズンは当初の目標より良い成果で終われたので、個人的には満足でした。 ライバル心 この1年間、成長できたのは、RETOのおかげです。RETOに入る前は個人で淡々と走っていたんですけど、加入後は自主練に参加したり、自分が走らないけどみんなが走るレースを追いかけたり、逆に自分が走った時に応援してもらったり、誰かの頑張りに刺激を受けたり、誰かの頑張りを糧にして自分も頑張れるようになりました。チームの仲間も刺激になりました。ナガシオ(長塩佳典さん)とか、カズマ(是枝一摩さん)とか、走力も年齢も近い2人がいい記録を出したり、練習会でいい走りをすると、素直に「凄い!嬉しい!」と思う一方、内心では「負けていられない」と思ってメラメラしていました。 トライアスロンの経験をロードに活かす 自分は、夏にはトライアスロンをやっています。似たような競技だけど違いもあって、相互に良い影響があるなと感じています。マラソンは本番までにコンディションを整えて、万全の状態で走り始めて、沿道からの豊富な声援を受けて全力を出し切る。トライアスロンはスイムやバイクの負荷を抱えながら走り始めて、常に自分の身体と向き合って、今どうすべきか模索しながらなんとか走り切る。トライアスロンで培った計画性や粘り強さはマラソンに活きてると思うし、マラソンで学んだレース本番を全力で楽しむ心意気もまた、トライアスロンでのメンタルコントロールに活きてると感じます。 今の自分に必要なトレーニング トライアスロンではバイクが課題で、最近は週末のロングライドで150キロほど走るようにしたり、平日も1時間から1時間半、ローラーでバイクを漕ぐようにしています。マラソンの練習は、聖也さんのメニューが軸です。個人のポイント練の時はいい状態で走りたいので、走る前に秋本真吾さんが紹介してくださったドリルをやっています。月間走行距離は250キロから300キロ。練習時間は、今は夜が多いです。コンサルティングの会社で働いているので、お客さまの都合次第で朝中心になることもあります。今のところは仕事とマラソン、トライアスロンがうまく噛み合っている感じですね。 トライアスロンとロードのウエイト差 自分は筋肉がつきやすいのですが、トライアスロンをしている時はある程度、体が大きくないと走り切れないのでしっかり食べて、70キロ以上の体重を維持するようにしています。逆にマラソンシーズンになると絞れて、今年の3月は66キロまで落としました。普段は68〜72キロぐらいですね。 ターゲットはサブエガ 次のシーズンの目標として、秋まではトライアスロンをがんばって、10月の高島平ハーフで80分を切れれば、つくばマラソンでサブエガが見えてくるかなと思っています。練習会では『ゴリラが走っているみたい』って言われるんですけど、本当はマッチ―(町田祐磨さん)みたいに軽やかに走りたいです。とはいえ、自分の持ち味を活かしてこれからもドスドスと蹴散らして走っていきます。
ロードとトライアスロンの両立が強み
RRC member interview text:Shun Sato A1チーム(目標:サブ3時間00分)年間MVP 金子文也さん 3レース連続の自己ベスト更新 2023‐2024シーズンは、サブ3を達成できて、自分の成長が感じられたので、すごく有意義な1年でした。 サブ3は、昨年12月のみえ松坂マラソン2023で達成(2時間59分38秒)することができました。元々は2月の別府大分マラソンで狙っていたんです。でも、ひとつ前で達成できたので、別大はサブ3の再現をテーマにしました。結果2時間57分27秒の自己ベストで走ることができ、サブスリーはマグレではないことを実感できました。 3月のふくい桜マラソンは、走りやすいと聞いていましたし、自分が仕上がった状態で挑戦できるレースとして本命視していました。サブ3は別大で再現性を担保できたので、福井では最初から突っ込んでみようと決め、この1年間の成果を試すチャレンジレースに設定していました。結果的に、最初から飛ばし過ぎて後半は意識が飛びそうになり、ゴール後は両足が攣ってしまいましたが、自己ベスト(2時間54分26秒)を更新してシーズンを終われました。サブエガへの壁が見えた一方、このシーズンは当初の目標より良い成果で終われたので、個人的には満足でした。 ライバル心 この1年間、成長できたのは、RETOのおかげです。RETOに入る前は個人で淡々と走っていたんですけど、加入後は自主練に参加したり、自分が走らないけどみんなが走るレースを追いかけたり、逆に自分が走った時に応援してもらったり、誰かの頑張りに刺激を受けたり、誰かの頑張りを糧にして自分も頑張れるようになりました。チームの仲間も刺激になりました。ナガシオ(長塩佳典さん)とか、カズマ(是枝一摩さん)とか、走力も年齢も近い2人がいい記録を出したり、練習会でいい走りをすると、素直に「凄い!嬉しい!」と思う一方、内心では「負けていられない」と思ってメラメラしていました。 トライアスロンの経験をロードに活かす 自分は、夏にはトライアスロンをやっています。似たような競技だけど違いもあって、相互に良い影響があるなと感じています。マラソンは本番までにコンディションを整えて、万全の状態で走り始めて、沿道からの豊富な声援を受けて全力を出し切る。トライアスロンはスイムやバイクの負荷を抱えながら走り始めて、常に自分の身体と向き合って、今どうすべきか模索しながらなんとか走り切る。トライアスロンで培った計画性や粘り強さはマラソンに活きてると思うし、マラソンで学んだレース本番を全力で楽しむ心意気もまた、トライアスロンでのメンタルコントロールに活きてると感じます。 今の自分に必要なトレーニング トライアスロンではバイクが課題で、最近は週末のロングライドで150キロほど走るようにしたり、平日も1時間から1時間半、ローラーでバイクを漕ぐようにしています。マラソンの練習は、聖也さんのメニューが軸です。個人のポイント練の時はいい状態で走りたいので、走る前に秋本真吾さんが紹介してくださったドリルをやっています。月間走行距離は250キロから300キロ。練習時間は、今は夜が多いです。コンサルティングの会社で働いているので、お客さまの都合次第で朝中心になることもあります。今のところは仕事とマラソン、トライアスロンがうまく噛み合っている感じですね。 トライアスロンとロードのウエイト差 自分は筋肉がつきやすいのですが、トライアスロンをしている時はある程度、体が大きくないと走り切れないのでしっかり食べて、70キロ以上の体重を維持するようにしています。逆にマラソンシーズンになると絞れて、今年の3月は66キロまで落としました。普段は68〜72キロぐらいですね。 ターゲットはサブエガ 次のシーズンの目標として、秋まではトライアスロンをがんばって、10月の高島平ハーフで80分を切れれば、つくばマラソンでサブエガが見えてくるかなと思っています。練習会では『ゴリラが走っているみたい』って言われるんですけど、本当はマッチ―(町田祐磨さん)みたいに軽やかに走りたいです。とはいえ、自分の持ち味を活かしてこれからもドスドスと蹴散らして走っていきます。
名古屋は本当に幸せなレースでした
RRC member interview text:Shun Sato 第8クール B+チーム(目標:サブ3時間20分)MVP 山岡菜月さん RETOは恐ろしい 長距離を始めたのは、コロナの頃です。就活が早い段階で終わり、学生なのでお金はないけど、時間はある。何か一人で出来ることがないかと思ってランニングを始めたのですが、もともと中高と陸上部で短距離をやっていたので、走ることは好きでした。 アス(山本明日香さん)ちゃんに紹介してもらって、昨年の8月にRETOに入ったのですが、最初は「恐ろしい」と思いました。私は月間走行距離が50キロぐらいで、みなさんは月間100キロ以上普通に走っているじゃないですか。コーチの聖也さんが『マラソンの結果は月間走行距離に比例する』と言っていたので、それを信じて土日にガッツリ走って、200キロを超えるようになりました。 攻めた取り組み 今年に入って1、2月は30キロの大会に出たり、土日のどちらかでハーフを走っていました。また、私からメンバーにペーサーをお願いして、自主練でロング走もしました。本番を意識したペースで取り組むことができたので、ペーサーを引き受けてくれるメンバーには本当に感謝です。あと家の近くの上り坂で練習した結果、しっかりと足作りが出来て、心肺機能を高めることができました。 1年で驚異の35分短縮 その成果が名古屋ウィメンズマラソンに出て、自己ベスト(3時間19分36秒)を更新できたのだと思います。Beyond2023で、サブ3.5(3時間28分65秒)をクリアできたので、今回は20分切りを目指したのですが、ハーフ時点で「これ無理じゃん」と思ったんです。でも、30キロでつっちーさん(土本優作さん)が並走してくれて、気持ちを切り替えることができました。そこからRETOや会社のみなさんの応援を受けて、タイムを計算しながら必死に走りました。タイムが19分36秒だったので、一瞬でも気を抜いたら目標を達成できなかったです。2023年の板橋シティ(3時間54分57秒)から1年でここまで来れて、自分でも驚いています(笑)。 応援の力 今回のPBは、RETOと会社のみなさんの応援に尽きます。1月に立川の30キロで優勝し、会社に興味を持っていただいたことから名古屋では現地で応援していただき、終わった後も激励の言葉をいただきました。RETOは、自分の記録達成だけじゃなく、メンバーの記録達成にも一生懸命なのがすごい。お金をかけて名古屋に応援に来てくれてびっくりしましたし、うれしかったです。みなさんに応援されて、名古屋は本当に幸せなレースでした。 お菓子の誘惑 振り返ると、名古屋に向けて、一番キツかったのが、お菓子を我慢することでした。私の会社の机の横にお菓子 BOXがあって、カントリーマームやホームパイが置いてあるんです。それも食べて、食事も通常通りに食べていたら、練習の時に身体が重く感じてしまって。これは良くないと、上司に「名古屋が終わるまでお菓子を食べません」と宣言したら、お菓子の補充をやめてくれました。2月は調子が落ちた時もあったのですが、体が軽くなり、これってお菓子が原因だったんだと気づけて良かったです(笑)。 モチベは、完走メダル 私がマラソンを走る上でのモチベーションの一つが、完走メダルです。大人になってメダルとか普通もらえないですよね。完走したら結果はどうあれもらえるし、それが走った証明にもなるじゃないですか。神戸とか横浜とかのメダルが格好いいので、いつか走ってメダルを獲得したいですし、タイムは秋、冬に15分を切れるように頑張っていきたいです。 ふたりの背中を追う 私は、なおみ(溝上奈緒美さん)さんとゆうこりん(長谷部裕子さん)にすごく影響を受けています。なおさみんは、毎日のようにハーフに近い距離を走っていますし、ゆうこりんは一人で質の高い練習をしています。ふたりのように練習出来たら、私ももっと強くなるかなと思っているからです。あと、あまね(有本周翔さん)さんに勧められたサッカニーのシューズに代えてから調子が良くなったんです。そのことを「インタビューで言え、言え」とプッシュされたのですが、あんまりいうと本人、調子に乗るんで、小っちゃい胡麻レベルでいいので「靴難民を脱することができたのでありがとうございます」と載せてください(笑)。
名古屋は本当に幸せなレースでした
RRC member interview text:Shun Sato 第8クール B+チーム(目標:サブ3時間20分)MVP 山岡菜月さん RETOは恐ろしい 長距離を始めたのは、コロナの頃です。就活が早い段階で終わり、学生なのでお金はないけど、時間はある。何か一人で出来ることがないかと思ってランニングを始めたのですが、もともと中高と陸上部で短距離をやっていたので、走ることは好きでした。 アス(山本明日香さん)ちゃんに紹介してもらって、昨年の8月にRETOに入ったのですが、最初は「恐ろしい」と思いました。私は月間走行距離が50キロぐらいで、みなさんは月間100キロ以上普通に走っているじゃないですか。コーチの聖也さんが『マラソンの結果は月間走行距離に比例する』と言っていたので、それを信じて土日にガッツリ走って、200キロを超えるようになりました。 攻めた取り組み 今年に入って1、2月は30キロの大会に出たり、土日のどちらかでハーフを走っていました。また、私からメンバーにペーサーをお願いして、自主練でロング走もしました。本番を意識したペースで取り組むことができたので、ペーサーを引き受けてくれるメンバーには本当に感謝です。あと家の近くの上り坂で練習した結果、しっかりと足作りが出来て、心肺機能を高めることができました。 1年で驚異の35分短縮 その成果が名古屋ウィメンズマラソンに出て、自己ベスト(3時間19分36秒)を更新できたのだと思います。Beyond2023で、サブ3.5(3時間28分65秒)をクリアできたので、今回は20分切りを目指したのですが、ハーフ時点で「これ無理じゃん」と思ったんです。でも、30キロでつっちーさん(土本優作さん)が並走してくれて、気持ちを切り替えることができました。そこからRETOや会社のみなさんの応援を受けて、タイムを計算しながら必死に走りました。タイムが19分36秒だったので、一瞬でも気を抜いたら目標を達成できなかったです。2023年の板橋シティ(3時間54分57秒)から1年でここまで来れて、自分でも驚いています(笑)。 応援の力 今回のPBは、RETOと会社のみなさんの応援に尽きます。1月に立川の30キロで優勝し、会社に興味を持っていただいたことから名古屋では現地で応援していただき、終わった後も激励の言葉をいただきました。RETOは、自分の記録達成だけじゃなく、メンバーの記録達成にも一生懸命なのがすごい。お金をかけて名古屋に応援に来てくれてびっくりしましたし、うれしかったです。みなさんに応援されて、名古屋は本当に幸せなレースでした。 お菓子の誘惑 振り返ると、名古屋に向けて、一番キツかったのが、お菓子を我慢することでした。私の会社の机の横にお菓子 BOXがあって、カントリーマームやホームパイが置いてあるんです。それも食べて、食事も通常通りに食べていたら、練習の時に身体が重く感じてしまって。これは良くないと、上司に「名古屋が終わるまでお菓子を食べません」と宣言したら、お菓子の補充をやめてくれました。2月は調子が落ちた時もあったのですが、体が軽くなり、これってお菓子が原因だったんだと気づけて良かったです(笑)。 モチベは、完走メダル 私がマラソンを走る上でのモチベーションの一つが、完走メダルです。大人になってメダルとか普通もらえないですよね。完走したら結果はどうあれもらえるし、それが走った証明にもなるじゃないですか。神戸とか横浜とかのメダルが格好いいので、いつか走ってメダルを獲得したいですし、タイムは秋、冬に15分を切れるように頑張っていきたいです。 ふたりの背中を追う 私は、なおみ(溝上奈緒美さん)さんとゆうこりん(長谷部裕子さん)にすごく影響を受けています。なおさみんは、毎日のようにハーフに近い距離を走っていますし、ゆうこりんは一人で質の高い練習をしています。ふたりのように練習出来たら、私ももっと強くなるかなと思っているからです。あと、あまね(有本周翔さん)さんに勧められたサッカニーのシューズに代えてから調子が良くなったんです。そのことを「インタビューで言え、言え」とプッシュされたのですが、あんまりいうと本人、調子に乗るんで、小っちゃい胡麻レベルでいいので「靴難民を脱することができたのでありがとうございます」と載せてください(笑)。
RETOで得た刺激と意識改革
RRC member interview 第8クール Bチーム(目標:サブ3時間30分)MVP 山本直哉さん ダイエットがスタート 私が走り始めたのは、コロナの頃でした。 製薬会社で営業をしているので、普段は病院やクリニックに先生や医療従事者の方に会いに行きます。でも、コロナで医療機関の出入りが制限され、リモート主体になったのです。開店休業状態になり、食べて飲んで何もしないでいると見る見るうちに太ってしまって。体重は64キロぐらいだったのが、70キロまで増えて腹が出てぶよぶよでした。お風呂に入る前、自分の身体を見て、「これは本当に何かしないといけない」と思い、痩せるために走り始めました。それからチームに入ろうといろいろ探している時、たまたまタムケンさん(田村コーチ)の記事を読んだのです。その後、有馬(寛之)さんと食事した際、「RETO にタムケンがコーチでいるよ」と聞かされて、ぜひお願いしますって感じで紹介してもらい、応募しました。 つまみ食いからの脱皮 11月にRETOに入ったのですが、それから湘南国際マラソンまでの1か月は、すごく濃密でした。私は、それまで一人で練習していて、YouTubeとか見ながら「これがいいかな」といろんなことをつまみ食いしながら走っていたんです。RETOに入ってからは、メンバーのみなさんに練習やレースプランなどいろいろ教えていただきました。 いかに距離を稼ぐか 一番、驚いたのは、月間走行距離ですね。私はそれまで90キロぐらいしか走っていなかったんですが、みなさん、300キロとか、400キロを走っているじゃないですか。どうやって距離を伸ばすのかを聞いていくと、朝や夜、通勤ランで稼ぐというのを聞いてすごく参考になりました。 Stravaという刺激 私は、それまで金曜日に飲みに行って、土曜日はその影響で半日潰れてみたいな生活をしていたんです(苦笑)。金曜日の飲み会をセーブして、土曜日や日曜日の朝に時間を作って走るようにしました。すると月間220キロまで増えましたし、今もコンスタントに200キロは越えています。今、一番の刺激になっているのが、Stravaです。「みんな、こんなに朝早くから走っているんだ」、「日曜日20キロも走っているよ」とか、これを見たら自分もやらないといけないとすごく思います。 板橋シティマラソン唯一のPB更新 板橋シティマラソンは、暑さと強風の中でのレースで、途中でコンタクトがズレた状態で走っていたんですが、みなさんの応援のおかげで走り切ることができて、PB(3時間31分55秒)を出すことができました。暑さで苦しんでいた時、30キロ手前ぐらいでOS1をいただいて、しかも並走していただいて、ゴミまで受け取ってくれて。OS1ってこんなにおいしいんだって思いましたし、めちゃ力になりました。応援の力ってすごいなって改めて思いましたね。レース後、飲み会で、板橋でPBを出せたのは私だけだったらしく、みなさんに『おめでとう』と言われてうれしかったです(笑)。本当はサブ3.5をクリアして別府大分マラソンの出場権を得たかったので、そこは次に持ち越しになりました。水戸漫遊マラソンにエントリーしているので、そこでサブ3.5を決めたいと思っています。 熱いアルビレックス新潟サポ マラソン以外では、サッカーが好きです。高校までサッカー部で、ボランチでプレーしていました。新潟県の長岡出身なので小さい頃からアルビレックス新潟を応援しています。今も関東での試合を見に行ったりしていますが、基本的にはDAZNで見ています。視聴料金がすごく高くなったんですけど、歯を食いしばって支払い、応援しています(苦笑)。 RETOには、サッカー好きが多いと聞いていますので、みなさんとサッカー談義できたらいいですね。ゲームは、フットサルをたまにするぐらいでユニフォームやスパイクも持っているんですけど、今はタンスの肥やしになっています(苦笑)。最近はランニング用のシューズが増えて、先日もヴェイパーフライネクスト3を買いました。履くとテンションが上がりますし、このシューズで目標を達成したいと思っています。
RETOで得た刺激と意識改革
RRC member interview 第8クール Bチーム(目標:サブ3時間30分)MVP 山本直哉さん ダイエットがスタート 私が走り始めたのは、コロナの頃でした。 製薬会社で営業をしているので、普段は病院やクリニックに先生や医療従事者の方に会いに行きます。でも、コロナで医療機関の出入りが制限され、リモート主体になったのです。開店休業状態になり、食べて飲んで何もしないでいると見る見るうちに太ってしまって。体重は64キロぐらいだったのが、70キロまで増えて腹が出てぶよぶよでした。お風呂に入る前、自分の身体を見て、「これは本当に何かしないといけない」と思い、痩せるために走り始めました。それからチームに入ろうといろいろ探している時、たまたまタムケンさん(田村コーチ)の記事を読んだのです。その後、有馬(寛之)さんと食事した際、「RETO にタムケンがコーチでいるよ」と聞かされて、ぜひお願いしますって感じで紹介してもらい、応募しました。 つまみ食いからの脱皮 11月にRETOに入ったのですが、それから湘南国際マラソンまでの1か月は、すごく濃密でした。私は、それまで一人で練習していて、YouTubeとか見ながら「これがいいかな」といろんなことをつまみ食いしながら走っていたんです。RETOに入ってからは、メンバーのみなさんに練習やレースプランなどいろいろ教えていただきました。 いかに距離を稼ぐか 一番、驚いたのは、月間走行距離ですね。私はそれまで90キロぐらいしか走っていなかったんですが、みなさん、300キロとか、400キロを走っているじゃないですか。どうやって距離を伸ばすのかを聞いていくと、朝や夜、通勤ランで稼ぐというのを聞いてすごく参考になりました。 Stravaという刺激 私は、それまで金曜日に飲みに行って、土曜日はその影響で半日潰れてみたいな生活をしていたんです(苦笑)。金曜日の飲み会をセーブして、土曜日や日曜日の朝に時間を作って走るようにしました。すると月間220キロまで増えましたし、今もコンスタントに200キロは越えています。今、一番の刺激になっているのが、Stravaです。「みんな、こんなに朝早くから走っているんだ」、「日曜日20キロも走っているよ」とか、これを見たら自分もやらないといけないとすごく思います。 板橋シティマラソン唯一のPB更新 板橋シティマラソンは、暑さと強風の中でのレースで、途中でコンタクトがズレた状態で走っていたんですが、みなさんの応援のおかげで走り切ることができて、PB(3時間31分55秒)を出すことができました。暑さで苦しんでいた時、30キロ手前ぐらいでOS1をいただいて、しかも並走していただいて、ゴミまで受け取ってくれて。OS1ってこんなにおいしいんだって思いましたし、めちゃ力になりました。応援の力ってすごいなって改めて思いましたね。レース後、飲み会で、板橋でPBを出せたのは私だけだったらしく、みなさんに『おめでとう』と言われてうれしかったです(笑)。本当はサブ3.5をクリアして別府大分マラソンの出場権を得たかったので、そこは次に持ち越しになりました。水戸漫遊マラソンにエントリーしているので、そこでサブ3.5を決めたいと思っています。 熱いアルビレックス新潟サポ マラソン以外では、サッカーが好きです。高校までサッカー部で、ボランチでプレーしていました。新潟県の長岡出身なので小さい頃からアルビレックス新潟を応援しています。今も関東での試合を見に行ったりしていますが、基本的にはDAZNで見ています。視聴料金がすごく高くなったんですけど、歯を食いしばって支払い、応援しています(苦笑)。 RETOには、サッカー好きが多いと聞いていますので、みなさんとサッカー談義できたらいいですね。ゲームは、フットサルをたまにするぐらいでユニフォームやスパイクも持っているんですけど、今はタンスの肥やしになっています(苦笑)。最近はランニング用のシューズが増えて、先日もヴェイパーフライネクスト3を買いました。履くとテンションが上がりますし、このシューズで目標を達成したいと思っています。
骨折しても走るのはやめられない
RRC member interview text:Shun Sato 第8クール A2(目標:サブ3時間10分)MVP 加藤麻実子さん 骨折しても走る 私は、常に走っていたいんです。 走るのが大好きなので、腕や肋骨を骨折しても足じゃなければ問題ありません。2日ぐらいは骨折の痛みで気持ち悪いんですけど、それを乗り越えると痛みに慣れてくるので、普通に走れちゃいます。絶対ダメなことなんですけどね(笑) 骨折の痛みよりも走っている時の爽快感が勝るし、走れない辛さを我慢できないんです。怪我しても走ったり、運動してるのは昔からですね。スポーツクラブでレッスン中に膝を骨折したことがあったのですが、3日後、お気に入りの先生のレッスンで踊ってました(笑)。めちゃ痛かったんですけど、アドレナリンが出ていたのか、1時間限定でなんとかなりました。好きなことに対しては、がんばれる性格です(笑) 私のモチベーション RETOは、昔から神野選手の大ファンで入会しました。動機が不純かもしれないけど、神野さんにPBを発表してもらいたい、褒めてもらいたい。それが私が再びマラソンの記録を狙うようになったきっかけです。今年1月の勝田マラソンの翌日にRETOの練習会があったのですが、神野さんが来て、「PB出せなくて残念でしたね」と言われた瞬間、悔しさが爆発して、次の東京マラソンで絶対PB更新するぞって思いました。 うれし涙のゴール 東京マラソンは、スタートの3日前に外反母趾が腫れ上がってしまい、スタート地点になんとか立ちましたが、痛みをこらえるため全集中の45.195kmでした。走っている途中、時計がおかしくなって、「私、こんなに遅かったっけ」と愕然としたのですが、もうなるようにしかならないと思い、気持ちで走っていました。最後の2キロ地点、「PBが出せる」とわかった時、勝田の後で神野さんに言われた「残念だったね」という言葉を思い出し、1秒でも更新しようと無我夢中で走りました。ゴールしたら念願のPB(3時間9分46秒)。RETOのメンバーがいて、うれしくて涙がこみ上げてきました。練習会での神野さんからのPB発表の時はドキドキしたし、あの嬉しさは忘れられません。 ホノルルマラソンがはじまり 私がマラソンを始めたのは、近所に出来たスポーツクラブに入り、ホノルルマラソンのポスターを見て、私も走りたいと思ったからです。それまで走るのは嫌いだったんですが、そこからトレッドミルで毎日5キロを走り始めました。だんだん走ることが楽しくなり、ハマっていきました。ノリでマラソン大会に初めて出た時は、上下ウインドブレーカーで時計はスポーツ系じゃなく、おしゃれ系で走ったんです。今ならあり得ないですね(笑) 信越五岳への決意 もともと山が好きで、小さい頃からよく山を登っていました。RETOに入る前は山ばかり行っていたくらいで、トレイルランニングは大好きな趣味の一つです。今年は、トレイルランニングレースの信越五岳110キロで結果を出したいと思っています。昨年は夏に怪我してスタート地点に立つので精一杯で、完走できたことに満足でしたが、今年は記録にこだわりたくて。有名なトレイルランナーの方が「マラソンとトレイルは別もの」と教えてくださったので、そこで勝負するためにはトレイルに特化した練習をこの春、夏にしないとだめだと思い、他に数レース予定しているので、RETOから一時、離れることにしました。 お互いを高め合う環境 普段から一人で走ることが多く、RETOでもどちらかというと一匹狼的な感じで、みんなとめちゃくちゃ仲良くなる感じではないのですが、みんなから刺激をたくさんもらっていたから、一時期でもRETOから離れるのは、やっぱりちょっと寂しいです。スピード練習の後とか、みんな地べたに座りこんで握手したり、肩を叩きあったりしているじゃないですか。そういう姿を見ていると、いいなと思いますね。私は、まだそこまで追い込めていないけど、「やらないと」と思わせてくれたのはRETOのおかげです。あと、応援が本当に素晴らしいですね。レースでRETOのメンバーが応援に来てくれた時、あと数キロ頑張ればみんなに会えると思うとめちゃくちゃ力が出ます。そのために走るみたいな感じだったので、応援の力はすごいなと思いました。 ふたたびロードへ トレイルの挑戦が終わったら、またRETOに戻ってきます。ロードの目標は、サブ3に近いところまで行くこと。コーチの聖也(高木)さんには、「本番に強い」と言われたことがありますが、私もなんとなくそうだなぁと自覚しているところがあります。これからも本番で強い所を見せ、結果を出していきたいと思っています。 また神野さんにPB発表してもらうために。
骨折しても走るのはやめられない
RRC member interview text:Shun Sato 第8クール A2(目標:サブ3時間10分)MVP 加藤麻実子さん 骨折しても走る 私は、常に走っていたいんです。 走るのが大好きなので、腕や肋骨を骨折しても足じゃなければ問題ありません。2日ぐらいは骨折の痛みで気持ち悪いんですけど、それを乗り越えると痛みに慣れてくるので、普通に走れちゃいます。絶対ダメなことなんですけどね(笑) 骨折の痛みよりも走っている時の爽快感が勝るし、走れない辛さを我慢できないんです。怪我しても走ったり、運動してるのは昔からですね。スポーツクラブでレッスン中に膝を骨折したことがあったのですが、3日後、お気に入りの先生のレッスンで踊ってました(笑)。めちゃ痛かったんですけど、アドレナリンが出ていたのか、1時間限定でなんとかなりました。好きなことに対しては、がんばれる性格です(笑) 私のモチベーション RETOは、昔から神野選手の大ファンで入会しました。動機が不純かもしれないけど、神野さんにPBを発表してもらいたい、褒めてもらいたい。それが私が再びマラソンの記録を狙うようになったきっかけです。今年1月の勝田マラソンの翌日にRETOの練習会があったのですが、神野さんが来て、「PB出せなくて残念でしたね」と言われた瞬間、悔しさが爆発して、次の東京マラソンで絶対PB更新するぞって思いました。 うれし涙のゴール 東京マラソンは、スタートの3日前に外反母趾が腫れ上がってしまい、スタート地点になんとか立ちましたが、痛みをこらえるため全集中の45.195kmでした。走っている途中、時計がおかしくなって、「私、こんなに遅かったっけ」と愕然としたのですが、もうなるようにしかならないと思い、気持ちで走っていました。最後の2キロ地点、「PBが出せる」とわかった時、勝田の後で神野さんに言われた「残念だったね」という言葉を思い出し、1秒でも更新しようと無我夢中で走りました。ゴールしたら念願のPB(3時間9分46秒)。RETOのメンバーがいて、うれしくて涙がこみ上げてきました。練習会での神野さんからのPB発表の時はドキドキしたし、あの嬉しさは忘れられません。 ホノルルマラソンがはじまり 私がマラソンを始めたのは、近所に出来たスポーツクラブに入り、ホノルルマラソンのポスターを見て、私も走りたいと思ったからです。それまで走るのは嫌いだったんですが、そこからトレッドミルで毎日5キロを走り始めました。だんだん走ることが楽しくなり、ハマっていきました。ノリでマラソン大会に初めて出た時は、上下ウインドブレーカーで時計はスポーツ系じゃなく、おしゃれ系で走ったんです。今ならあり得ないですね(笑) 信越五岳への決意 もともと山が好きで、小さい頃からよく山を登っていました。RETOに入る前は山ばかり行っていたくらいで、トレイルランニングは大好きな趣味の一つです。今年は、トレイルランニングレースの信越五岳110キロで結果を出したいと思っています。昨年は夏に怪我してスタート地点に立つので精一杯で、完走できたことに満足でしたが、今年は記録にこだわりたくて。有名なトレイルランナーの方が「マラソンとトレイルは別もの」と教えてくださったので、そこで勝負するためにはトレイルに特化した練習をこの春、夏にしないとだめだと思い、他に数レース予定しているので、RETOから一時、離れることにしました。 お互いを高め合う環境 普段から一人で走ることが多く、RETOでもどちらかというと一匹狼的な感じで、みんなとめちゃくちゃ仲良くなる感じではないのですが、みんなから刺激をたくさんもらっていたから、一時期でもRETOから離れるのは、やっぱりちょっと寂しいです。スピード練習の後とか、みんな地べたに座りこんで握手したり、肩を叩きあったりしているじゃないですか。そういう姿を見ていると、いいなと思いますね。私は、まだそこまで追い込めていないけど、「やらないと」と思わせてくれたのはRETOのおかげです。あと、応援が本当に素晴らしいですね。レースでRETOのメンバーが応援に来てくれた時、あと数キロ頑張ればみんなに会えると思うとめちゃくちゃ力が出ます。そのために走るみたいな感じだったので、応援の力はすごいなと思いました。 ふたたびロードへ トレイルの挑戦が終わったら、またRETOに戻ってきます。ロードの目標は、サブ3に近いところまで行くこと。コーチの聖也(高木)さんには、「本番に強い」と言われたことがありますが、私もなんとなくそうだなぁと自覚しているところがあります。これからも本番で強い所を見せ、結果を出していきたいと思っています。 また神野さんにPB発表してもらうために。