怖さを克服した先に成長が見えた

RRC member interview

text:Shun Sato

第11クール B+チーム(目標:フルマラソンsub3時間20分)MVP 山本直哉さん

練習で得た自信

昨年3月の板橋シティマラソンで出したタイム(3時間31分55秒)をつくばで更新(3時間11分48秒)することができたのは、スピードに対する怖さを払拭できたこと、それによる心理的な余裕ができたことが大きかったと思います。板橋の頃は、いつもキロ5分前後で走っていました。RETOに入ってからは練習会で4分台で走ることが増え、自分には速いなって思っていたんです。でも、6月のRETOの菅平合宿でクロカンを走った時、4分30秒ぐらいのペースでこなすことができました。その時、走れるようになったという手応えを得たことが、自分の中ですごく大きかったですね。

つくばに活きた水戸の経験

水戸漫遊のレース経験もプラスに働きました。水戸の時は、レースの5時間ぐらい前に朝食を食べたんです。その後、何も食べずにレースに出たらエネルギー切れで、途中からお腹が空いて、汗をかいたのもあって足が攣ってどうにもならなかったんです。「これじゃダメだ」と思い、つくばの時は3時間前に食事を摂り、ジェル6,7個、スポーツ羊羹を持って走りました。15キロで「調子いいな」と感じて、そのままラストまでいけたのですが、正直なところ出来すぎだなというレースでした。

仲間からの刺激

ポジティブな気持ちで走れたのは、RETOでの経験が大きいです。それまでインターバルとかやったことがなかったのですが、みんなとはぁはぁ言いながら高いレベルで走り終えると、その成功体験が重なって自信になりました。また、同じチームのメンバーがサブ3.5を達成すると自分もできるんじゃないか、と刺激になったのも大きいですね。

夜に走る理由

普段の練習は、仕事終わりの夜に走っています。RETOのメンバーは朝、走る人が多いですが、自分は営業職なので朝走って脚が重たくなるのが嫌ですし、がっつり走ると眠くなるんです(苦笑)。夜は、仕事が終わって頭の中がけっこうごちゃごちゃしている中、走ることですっきりさせて終われるので自分に合っているのかなと思います。

RETOで人生で変わった

RETOでは、親ケン(親松健太)さんと競い合っています。ほぼ同世代ですし、同じぐらいのタイムなので、刺激をもらっています。ともに“2代目・成長期おじさん”を目指しつつ、次のマラソンで勝った方がご飯を驕るみたいなことをしています。他にも猪年のメンバーで4世代集まって食事をしたり、サッカーや競馬に行ったり、ランニングラブの域を超えた活動が多くて、本当に楽しいです。自分の人生の中にここまでランニングが入ってくるとまったく思っていなかったので、そういう意味でもRETOに入って人生が変わったなぁと思います。

―なぜ、走るのですか

自分に負けたくないからです。何事も諦めることは簡単ですけど、そこで踏ん張って、我慢してやりとげることに意義や価値があると思うんです。それに一度、諦めてしまうと負け癖みたいのが付いてしまうと思うので、今日はこのくらい走ろうと一度決めたら、自分との約束を裏切りたくないので走ります。それが積み重なって自分という人間が出来ていくんだと思います。本来は、コツコツ積み重ねていくのが得意ではなく、中高の頃も夏休みの宿題とか最後の2日間でやるタイプでした。でも、ランニングだけは違いました。どっぷりハマって、コツコツと積み重ねることができています(笑)。

 

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