「刺激になり、心強い同世代の仲間」RRCメンバーインタビュー

text:Shun Sato

第7クール Bチーム(目標:サブ3.5)MVP 野崎七菜子さん

7年ぶりのPB更新

つくばマラソンでの3時間34分16秒は、7年ぶりのPB更新でした。

前のPBは、まぐれで1本出たみたいな感じで、それからも走るのを続けていたのですが、タイムが伸びず、そのうちコロナでステイホームになり、走るのが嫌になったんです。その後、気持ちを切り替えてRETO に入ったのですが、まずはサブ4を目標にスタートしました。昨年の3月の板橋シティマラソンで3時間40分(3時間39分02秒)を切り、今回、35分を切れたので、ようやく先(サブ3.5)が見えてきたので、うれしかったですね。

家族と仲間のサポート

つくばの時は、直前まで足の調子が悪く、トンさん(夫・野崎稔雄さん)がインフルエンザになったのでやめようかなと思っていました。でも、なんとか熱が下がって、トンさんのご両親がつくば駅に迎えにきてくれて、スタート場所まで送ってくれたんです。レースでは最後、陽平(成相)さんが並走してくれて、それが大きかったなぁと思います(笑)。

トンさんのやさしさ

練習は、月間走行距離でいうと平均250~300キロぐらいでした。基本的にスピード練習が嫌いで長い距離を淡々と走っているのが好きです。家では、たまにトンさんに練習をサポートしてもらっています。トンさんは週末に30キロを走るのですが、最初の15キロを私のMペースで一緒に走ってもらったり、聖也さんのトレーニングメニューのスピード練習や練習会でできなかったメニューをもう1回やる時は、トンさんに引っ張ってもらっています。

休むことへの不安

最近は、追い込んだり、走る距離が増えてきていることもあって、足が痛くなることが増えてきました。これまで怪我で休むことがほとんどなかったので、「1週間休んでください」と病院の先生に言われると不安になってしまうんです。正直、年齢的なものもあって、焦りがあるのかなと思います。これから練習会でなんとか練習をこなしても、たぶんみんなと同じようには伸びていかないと思うんです。維持するのも大変だと思うので、練習しないと、どんどん落ちていくみたいな恐怖感が大きいんです。だから、「ちょっと痛いぐらいなら大丈夫」と思って走るのですが、最近はみんなに「やめな!」と止められています(苦笑)。

同世代の女子たち

RETOは、年齢層の幅が広いのがいいなと思っています。たぶん、伸び盛りの若手ばかりの中に一人でいたら、ちょっと居づらくなると思うんです。でも、私と同世代の女子がいるので同じような悩みやいろんなことをストレートに話ができるので、とっても心強いですし、刺激にもなります。特にゆうこりん(長谷部裕子さん)は頑張って、どんどん速くなっていくので、自分もがんばろうという気持ちにさせてくれますし、チェリーさん(桜井徹哉さん)の頑張りを見ていると年齢を言い訳にはできないと思えるので、ふたりにはすごく刺激をもらっていますね。

マラソンはやめられない

もともと私は、いろんなことを始めても、すぐにやめるタイプでした。ブルースハープとか手軽にやれそうだと思ったけど、すぐに辞めましたし、色鉛筆で筆画をしようと揃えたけど、すぐに使わなくなりました(苦笑)。テニスはなんとなくつづけていますが、マラソンはちゃんとつづけられています。ここ2年間は、人生で一番走ったし、頑張りましたが、これからも走り続けて、いつかサブ3.5を達成できたらいいなと思います。

 

 

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